第一回 アルバム紹介 B'z『LOOSE』

初めまして、kajuです。

記念すべき初投稿なんで、

変に逆張らず普通にやります。

さて、皆さん、

B'z

ご存知でしょうか。

Vo.稲葉浩志、Gt.松本孝弘からなる

日本を代表するロックユニットです。

私の歳の人達は多分、

「ウルトラソウルくらいなら…」

の人達が殆どだと思います。

B'zといえば、ウルトラソウルが有名な曲だと

思われがちですが、

実際彼らの全盛期は"90年代"で、

シングル出せばとりあえず

ミリオン超えるくらいヤバかったらしいです。

 

そんな全盛期の最中、

とてつもないアルバム

が発売されました。

 

それがこちら

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B'z 8th アルバム 「LOOSE」(1995年発売)

です。

何がヤバいかってこのアルバム、

B'zの中で1番売れたアルバム

なんです。

シングル出せばミリオン超えるアーティストが

アルバム出せば売れるやろ。

って思うかもしれませんが、このアルバムの売上

300万枚

です。

え?トリプルミリオン行っとるやんけ?

そうなんです。トリプルミリオンです。

まぁあんま聞かんですよね、トリプルミリオン。

音楽業界に詳しくないんで、

これ以上なんも言いません  (笑)。

 

はい

 

曲紹介します。

(※紹介文には筆者の主観や誤った記載が含まている場合があります。)

1. 「sprit loose」(1:04)

オープンングを飾る曲は、こいつです。

カッティングギターとシャウトのみで構成された

シンプルすぎる曲ですが、いい味出してるんですよ。

最後の方で稲葉浩志さんの強烈高音シャウトが待ってるんで、是非大音量でお聞き下さい。

また後述します「LOVE PHANTOM」が

Mステで演奏された際に組み合わせで

披露されました。どういう事やねん。

気になる方はYouTubeとかで調べてみてください。

一応貼っつけてときます。

【B'z】spirit loose - YouTube

 

2.「ザ・ルーズ」(3:33)

1曲名の「sprit loose」から繋がって始まります。

個人的にはこのアルバムの中で1番好きです。

激しいドラムと癖になるギターサウンド、サビに鳴るトランペットが織り成すアップテンポな曲調が

すげー良いんですよね。

歌詞も特徴的で、大学生時代に家庭教師のアルバイトをしていた稲葉浩志さんの体験を元に書かれた歌詞で「ファミコン」という単語があったり、ラスサビ前にラップがあったり、所々でセリフが含まれていたり遊び心満載の1曲です。

 

3.「ねがい("BUZZ!!" Style)」

       (5:01)

シングルで出した「ねがい」という曲をライブverに合わせて再録した曲です。

シングルの「ねがい」と違う点はイントロのピアノのフレーズ追加、ドラム、ベース、ギターのセッションから始まる点、間奏のキーボードソロの追加、ギターソロの変更と言った所でしょうか。

シングルより演奏時間が長いのはこの為です。

この曲、実は稲葉浩志さんが初めて編曲に加わった曲としてファンの間では有名です。

 

4.夢見が丘 (4:41)

アルペジオとアーミングというとんでもイントロから始まる壮大なバラード曲です。

歌詞には

「出逢い、別れ、土に埋もれ、陽が沈むように死んんでゆく。」

というフレーズがあり、稲葉浩志さんの死生観、人生観を歌った様に捉えられます。

音楽の美しさ、歌詞が染み渡る感覚を味わえる

B'zのバラードの中でも特にオススメの曲です。

ファンの人気も高く、ベスト盤にも入っています。

 

5.BAD COMMUNICATION

(4:58)

あれ?BAD COMMUNICATIONって、

89年発売の曲じゃなかったっけ?

「LOOSE」に収録されている

BAD COMMUNICATIONは正式には、

(000-18)というナンバリングがされていて、

発売年の前年に行われた

「B'z LIVE-GYM'94 "The 9th Blues"」で演奏された

アコースティックverが元となっています。

また、原曲にあった3番はカットされ

演奏時間が短くなっていたり、

キーが半音高い「ホ短調」に固定されていたり、

稲葉浩志さんのしゃがれた高音が聞けたりと、

原曲とは全く違う物になっている気がします。

私はこっちの方が好きです。

「BAD COMMUNICATION」には様々なVerが存在しますので、探して聴き比べるのも楽しみ方のひとつです。

 

6.消えない虹 (3:37)

ピアノがメインのバラード曲です。

この年B'zは制作スタッフ集団を解散しました。

この曲はそれに対する「お別れソング」のような

ものであるとされています。

遊びに行ったあとの帰り道に聴くと泣きそうになります。

ファンの人気も高くベスト盤、バラードのみのベスト盤にも収録されています。

また、制作の際に松本孝弘さんがこの曲のメロディーを稲葉浩志さんに説明する際に「Uh~君の、Uh~胸が」やサビのメロディーに合わせ「デカパイ、ペチャパイ」と公式の替え歌を披露した事があります。

え?バラード曲なのに?

 

7.love me,I love you

(With G BASS) (3:21)

17thシングル「Love me,I love you」の

アレンジverです。

主な変化はベースが打ち込みから生音に、コーラスの追加、ギターサウンドが少し大きくなった。

と言った所です。MVが面白くてスーツを来た稲葉浩志さんが坂道を跳ねたりしながら走るシーンが印象的です。

歌詞は恋愛ソングの様な形ですが、所々

エロい。

めっちゃエロいんです。ライブではシャツに

下半身タイツとかいうトンデモ変態ファッション

を見せてくれました。たまんねぇ。

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似合うからすげーよな。

こちらも検索すれば出てきます。

96 Love me I love you.wmv - YouTube

 

8.LOVE PHANTOM (4:40)

皆さんご存知、「LOVE PHANTOM」です。

オーケストラ調のクソ長イントロから転調、サビから始まるとかいうスンゲー曲。

イントロからアウトロまで聴き込んでしまう程の壮大さを秘めたこの曲、かなり有名ですがライブで演奏される機会はそこまで多くなく、基本的に周年ライブで演奏されます。

LOVE PHANTOM」が有名になった

きっかけは様々ありますが有名なのは30mダイブ

でしょうか。

実はこの曲、ライブで演奏された際は

未発表曲でした。

ファンにとってはそれだけでも堪んないですね。

そしてアウトロのギターソロと共に、

スーツにグラサン、ハットを被った稲葉浩志さんが

30mの高さまで上りダイブ!

スタントマンがやっているのか、

本人がやっているのか、未だにわからないそう。

この演出は1995年、2003年、2018年のライブで

行われ、ファンの間では「ファントムダイブ」

と呼ばれ、伝説のライブ演出としてテレビでも取り上げられています。

例のごとく調べれば出ます。

 

9.敵がいなけりゃ (3:15)

「ポーン」というインターフォンの様な音と行進曲のようなドラム、雑多な音声からピアノ、ギターから始まる。

炎上商法やジャーナリズムに対する風刺を痛快やロックサウンドと歌詞に乗せた社会風刺曲で、歌詞には

「反骨精神が俺の売りだぜ、プロは違うぜ、体制に背けたようみせて稼いでいる」

「何も持っていないのは辛いこと、だからお願い俺のカタキになってよ」

など炎上商法で稼ぐのに中毒になったジャーナリストをイメージさせる物になっています。

個人的に好きな部分はギターソロ前の

「TAK!」

という掛け声です。

全体的にキャッチーなメロディーなので聴きやすいはずです。B'zはキャッチーなメロディーに合わせて風刺する曲が結構多いので歌詞にも注目しながら聴くと意外と怖いこと言ってたりします。

 

10.砂の花びら (3:41)

アコースティックギターがメインのこの曲は、

松本孝弘さん曰く「渇きの曲」だそうです。

どういう意味かなぁって思い歌詞を見直したら

エロかった…

エロかったです。アメリカンなエロさを感じます。

弱々しい男が女に誑かされ、振り回されるような

そんなエロさを感じる歌詞とは裏腹にメロディーは落ち着いていてカントリーっぽさも感じます。

似たような曲に「the 7th Blues」というアルバムに収録されている「Queen Mermaid」という曲があります。

気になった方は是非。

 

11.キレイな愛じゃなくても

(4:04)

落ち着いたギターサウンドから始まるバラード曲。

「夢見が丘」や「消えない虹」とは違った雰囲気がある大人なラブソングです。

壮大さと切なさを感じる曲調と稲葉浩志さんの色っぽい声から発せられる大人の恋愛観からなる美麗で艶やかで少し泥っぽさを感じる歌詞がベストマッチ。泣けます。

寝る前とか聞くと、元カノ思い出します。

 

ま、彼女居たこと無いんですけど笑

 

 

 

12.BIG (2:54)

アコースティックギターのイントロから始まるこの曲はギター、打ち込みのみで構成されています。

身の回りの様々な出来事をきっかけに「明日を大きく生きる」と決意する男を歌ったこの曲ですが、

歌詞が所々独特で、

「なんだか知らないけども、百万賭けるぜと息巻いた」

「明日の俺は今日よりもビッグ、絶対にビッグ、絶対にビッグ…」

など主人公である男の心情と周りの出来事が重なる瞬間があったり、所々韻を踏んだりと

歌詞に重きを置いてる歌になっていて、

松本孝弘さんも「この曲は歌詞に尽きる」

と公言しています。

仕事帰り、学校帰り、電車に揺られて聴くと浸れます。

またMVではちっちゃーい赤い車に松本孝弘さんと稲葉浩志さんが2人で乗り、ゆっくーり進みながら歌うという可愛らしいMVになっています。

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13.「drive to MY WORLD」

(4:10)

ギターとオルガンがメインの懐かしさを感じる曲です。

人生をドライブに例え、主人公の成長に合わせ人生の素晴らしさ、世界の小ささを表現してると思います。

セブンイレブン」というフレーズがあり

NHKで流れた際はカットされたそうです。

また個人的に1番推している部分は

アウトロのギターソロです。

フェードアウトで終わるのが少し悲しいですが

それもいい味を出しています。

トンデモギターソロなので是非聴いて欲しいです。

 

14.「Sprit loose Ⅱ」(0:59)

隠しトラックです。

ジャケットの裏に記載されている曲は

「Drive to MY WORLD」で終わりですが

遊び心として収録されています。

本来は題名のない曲だったのですが題名を付けてないと販売出来なく、仕方なく付けたそうです。

曲の内容はひたすらギターとタップ音で構成された

ただのお遊びギターソロです。

なんか楽しそう。

 

 

-最後に-

いかがでしょうか。

B'zで1番売れたアルバムである「LOOSE」を

個人的な意見を交え紹介してみました。

全体を通してブレのない、「ザ・B'z」

歌謡ロックからハードロック、バラードまで

バランスの取れた名曲が収録されています。

初めてB'zを聴く方にもオススメできるので

この機会に聴いてみるのも

アリではないでしょうか。

先日からB'zのサブスクも始まったしね。

クソ長文を最後まで読んでいただき

ありがとうございました。

なんか暇になったらまたやります。

B'z意外もやるつもりです。

 

-あとがき-

オシッコのキンタマ、オシッコキンタマ

 

 

はい、イッポン頂きましたね。

 

 

バカがバレそうな文なんで最後に言っとくけど

 

偏差値3です笑